『この大空に、翼をひろげて』(PULLTOP)体験版プレイ感想

 グライダー、恰好良い…!


『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに―


 PULLTOPより5月25日発売予定の『この大空に、翼をひろげて』です。

 ソアリング部を舞台にした青春ストーリー。
 ディザーサイトが公開された時からとても気になっていました。
 そんな今作の体験版がついに公開されました。
 そのサイズはなんと約1.5GB。
 ・・・すんげえ。
 早速プレイしてみましたので、感想を書きたいと思います。
 期待が上乗せしちゃうよ・・・。

 ではでは、レビュースタートです。







(1)シナリオ・テキスト

 あらすじです。

Boy & Girls meets the sky.
少年と少女たちは、空と出会い、そして焦がれた。
いつか、自分たちの翼で飛んでみたいと

舞台は、さわやかな風が吹き抜ける街――風ヶ浦。
夢を失い、故郷へ帰ってきた少年・水瀬碧は、風車の立ち並ぶ丘で、
車椅子がパンクして動けないでいた少女・羽々音小鳥と出逢う

そして、ふたりがいる丘の上空を渡っていく、白い大きな翼――グライダーとも

まだその時、ふたりは気が付いていなかった。
それが全ての始まりなんだと……。

やがて彼らは、碧の幼なじみ・姫城あげはも巻きこんで、
廃部寸前だったソアリング部の立て直しを始める

誰もが子供の頃、思い描いた夢――

「紙飛行機に乗って飛んでみたい!」

そんな憧れをかなえるために。

見あげる空は、どこまでも高い。
彼らが目指す場所は――遙か雲の彼方。

(公式ストーリー紹介より引用)



 ということで。
 ある事をきっかけに夢を失った主人公・碧(あおい)と、
はたまたある事をきっかけに車椅子での生活を余儀なくされた小鳥とその仲間たちの、
グライダーにかけた少年少女の物語です。

 グライダー。
 なんというか、夢が詰まっていますよね。
 グライダーから滑走路まで自分たちで作り上げていくその過程。
 大空を翔る爽快感。
 グライダーから眺める景色。
 忘れてしまった何かを思い出させてくれそうな題材です。

 そんなソアリング部が物語の舞台となるのですが。
 当然ながらソアリング関連の専門用語がたくさん登場します。
 揚力、ローリング、ピッチング、エルロン、サーマルなどなど。
 普段の生活ではお目にかかれないような単語が出てきます。
 しかし、全くの初心者でも理解ができるようにエフェクトを交えた解説・描写があるので、
理解しやすいのと同時に大変興味を引かれます。
 専門的な分野を扱うには相当な量の知識がないと成り立たないと思うのですが、
知識・見識に裏打ちされた真摯なシナリオとなっているのではないかと思います。

 テキストも非常にテンポが良く、止め時を見失いますね。
 1.4GBもあるので早々終わらなかったのですがねw
 しかし、こんな量を体験させてしまって大丈夫なのだろうか…。


(2)グラフィック

 ヒロインんたちの可愛さももちろん良いのですが、
まず目に行くのは美麗な背景の数々
 近未来的な学園や風車、少しレトロな学生寮に見渡しの良い丘などがうまく溶け合った世界となっています。
 いやぁ、将来はこういう所に住んでみたいなぁ…。
 ちなみに、学園がドーム状になっていて、
FF8のバラムガーデンなどを思い浮かべたのは私だけではない・・・はず?

 原画は八島タカヒロさんと基井あゆむさん。
 『恋神』でもご一緒であったお二人です。
 『恋神』はファンタジーよりの作品だったので彩色などが随分と変わりましたが、
目や輪郭の描き方などは変わりないといったところでしょうか。
 八島さんのキャラは大人びた感じと可愛いさが共存していて、
基井さんのキャラはプニッとした愛らしい可愛らしさがあります。

(3)キャラクター

 『恋神』もそうでしたが、立ち絵のあるキャラが意外と多いです。
 目測ではありますが、15人以上は居ますね。

 この作品はキャラで押していくというよりはグライダーを中心にして物語が進んでいくので、
キャラ自身にはそこまでの派手さはありません。
 天音さんみたいに特異なキャラは居ますがw
 ですが、どのキャラも何かを抱えていたりするので、
その辺りが各個別ルートでのポイントとなってくるのでしょうね。

 各ヒロインの印象です。

『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 羽々音小鳥Ver
 クールビューチーの小鳥
 足が不自由のため、車いすのでの移動が常となっている子。
 学園では静かに過ごしていましたが、主人公たちと出会い、心の内の熱さを滾らせます。
 感情豊かなので、見ていて楽しい子です。

『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 姫城あげはVer
 幼なじみのあげは
 気さくで友達思い。
 非常に明るい子なので、場の雰囲気を盛り上げてくれます。

『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 望月天音Ver
 超留年で超先輩の天音さん。
 一見クールなお姉さんみたいですが、
中身はぽわぽわの天才お姉さん。
 今までに感じたことのない魅力があります。

『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 風戸亜紗Ver 『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 風戸依瑠Ver
 双子ちゃんの亜紗依瑠
 体験版ではあまり出番が無かったので、
体験版以降ではどのように絡んでくるのか。
 外見の印象ではトップ1,2の二人です。
 ろ、ロリコンちゃうわっ!


(4)サウンド・ムービー

 グライダーに乗るシーンのBGMが凄く良いですね。
 しかもドンピシャのタイミングで挿入歌が入るので、鳥肌ものです。


 OP曲の歌い手は霜月はるかさん。
 このOPムービーでも見られるようなムービーが劇中でもところどころ見られます。


(5)オリジナリティ―

 ソアリング部は本当に目の付け所が凄いですね。
 ただ、題材の敷居が非常に高いだけに、生かすも殺すもライターさん次第になりそうですね。


(6)システム・コンフィグ

 ムービーのところでも書きましたが、グライダーに乗っているシーンなどではムービーが入り、
臨場感のある演出が施されています。
 その分、動作が少し重く感じるのは致し方ないところでしょうか。


(7)総括:10/10

 いやぁ、本当にこれは楽しみ。
 ここまで希望に満ち溢れた作品は珍しいです。
 小さい頃に大切にしていたことや懐かしい思い出を
今に思い出させてくれる、また向き合わせてくれる、そんな作品ではないでしょうか。






 ということで、『この大空に、翼をひろげて』の体験版の感想はこれにて終了です。
 自分も小さい頃はパイロットに憧れていたもので、
航空学校に入ろうかと真剣に考えた時期もありました。
 今となっては「どうしてこうなった」ですが、そういった昔の眩しい気持ちを思い出させてくれる内容でした。
 不覚にも泣きたくなりました。
 今の自分に出来ることを頑張らないといけないなぁ…。

 ということで、今回はこの辺でー。
 あ、もちろん購入確定ですよ。
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