『桜ノーリプライ』(onomatope*)プレイ感想 -3-

桜ノーリプライ-onomatope* 桜ノーリプライ-onomatope*

onomatope*より5月25日より発売されました『桜ノーリプライ』です。
三回目の今回は、眠兎と美栗の個別ルートの感想です。
ついに終わっちゃいましたよ…幸せに満ちた一週間だったなぁ…。

あらすじ・以前の記事等は↓からどうぞ。
-桜ノーリプライ関連記事まとめ-
http://husahusahusako.blog18.fc2.com/blog-category-51.html

ではでは、レビュースタートです。






桜ノーリプライ-onomatope*
まず、主人公と共に交換留学生として来た美栗から。

美栗はヒロインの中で唯一幼なじみや家族という間柄ではありません。
そのため、出会いから親しくなるまでの過程が十分に描かれているので、
作中で最も変化が見られるヒロインというのは美栗で間違いないでしょう。
とても印象に残るヒロインでした。

個別ルートは美栗という人物をとにかく掘り下げた内容となっています。
美栗は本当に別格です。
あらゆる魅力が詰まったヒロインですね。

シナリオの内容も一番安定感がありました
大荒れするような展開はないものの、
一護と美栗の心情が深く表現されていて、
最後までじっくり楽しむことができました。
ちなみに、このルートで主人公が放つとあるセリフが本当に好きですね。
実際に他の人たちに言ってみたいけど、キザ過ぎて無理ですw

美栗の原画は羽鳥先生。
美栗の一枚絵は本当に綺麗でした。
黒髪ロングと温かみのある彩色という組み合わせが凄く合っていました。
そこはかとない色気もありましたね…。
お気に入りの一枚絵は、HPのサンプルCGのところにもあります、
手のひらに「すき」と書いて見せるシーンですね。
「これが青春かぁああ!!」と叫びたくなりますねw



桜ノーリプライ-onomatope*
そして、病弱だけど人一倍元気な妹の眠兎

眠兎は普段はしっかり者で面倒見の良い子なのですが、兄の前では年相応の甘えん坊な妹
純粋に可愛いと思えるヒロインでした。
こんな妹がいたらそりゃあシスコンになっちゃいますよ!

個別ルートでもしっかりとした姿と甘えん坊な姿の両方を見ることができます。
「本当の姿は大切な人にしか見せない」というのはどことなく心をくすぶるものがありますね。
理想の妹というのは眠兎みたいな子のように思えます。

眠兎の原画はぱん先生が担当。
眠兎の愛嬌ある表情が凄く魅力的でした。
可愛いです。
お気に入りの一枚絵はこれまたHPのサンプルCGにありますが、
夕方の田舎道を二人で手を繋いで歩いているシーンですね。
なんというか、心がほっこりします。
この一枚絵とおそらく対照的に描かれた一枚絵があるのですが、こちらもとても印象深いです。

シナリオは非常に感動的だったのですが、言いたいことがあります。
ネタバレは避けて然るべきなのですが、ここだけは敢えて書かせてください。
反転してご覧ください。

シナリオは大方の予想通り、眠兎の“病気”が深く関わってきます。
この手の話は他の作品でもよく扱われるのですが、
人が死んだり、重い病気に罹るのはもちろん簡単な問題ではないです。
生きるか、死ぬか。
それは言葉では言い表せないぐらいに重くのしかかる問題です。
ですので、そういう事柄を作中で扱うのであれば、
病気の中身や背景もしっかり掘り下げて、
かつどのように病気が進行していくのかを具体的に描く等、
真摯に取り組まなければならないと思うのです。
この眠兎のルートに関しては、一護たちの心情はしっかり描かれていたのですが、
どうもぼかした、具体性に欠ける表現が目立ち、
安直さを感じる部分が見受けられたので、ちょっと惜しいなと思いました。
病気や生き死にをストーリーの中に盛り込むのは当然効果的なものです。
ですが、それを行なうのであれば、もう少し誠意を見せて欲しかったなと思います。


とにかくこれだけは言っておきたかったので、書かせていただきました。
とても面白かっただけに、厳しく見てしまう部分もあります。
すみません。






ということで、三回目のレビューもこれにて終了です。
全てプレイし終わった後の空虚感というのは筆舌に尽くしがたいものがありますね…。
それだけ楽しくプレイできた作品だったわけですが。
次のレビューは総括です。
もうしばらくお付き合いいただければと思います。

ではでは今回はこの辺で。
ファンディスク出ないかなぁ…。

関連記事

管理者にだけ表示を許可する