『彼女はオレからはなれない』(戯画)体験版プレイ感想

俺たちは登り始める・・・長い長い、リア充への道を・・・。

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戯画(GIGA)より9月28日に発売予定の『彼女(あのコ)はオレからはなれない』です。
発表当初からコンセプトに惹かれて期待していたのですが、
気が付いたらもう体験版公開まで来たのですね。
しこしこプレイしましたので、感想と行きたいと思います。

ということでレビュースタート。
リア充って何なんだろうね。






(1)シナリオ・テキスト

あらすじです。

「先輩のことがずっと好きでした! 私と付き合ってください!」

学園の中庭で突然の告白。
目の前には頬を紅潮させながら、今にも泣き出しそうな瞳で返答を待つ可愛い女の子。
そんな彼女に両手を広げて頷くと、二人で熱い抱擁を交わし、互いに愛を囁き合う。
――顔も名前も知らない、無関係な男女ふたりが。

「……これが世に言うリア充ってやつなのか」
転校初日の昼休み、たまたま告白現場に居合わせてしまった中庭の隅。
気付かれないよう植木の陰に隠れ、俺は空に向かって呟く。

「そこの二人……そんなに、羨ましい……?」
すると、同じように植木の陰で小さくなっている女子学生と目が合う。
整った顔を赤くしながら、決意したような顔で彼女はこう言った。

「……だったら……私が、キミをリア充にしてあげる……」
――わけがわからなかった。

だが、その言葉が全てのきっかけ。
なぜか俺の周りに、アレな感じな女の子たちが集まってしまった。
しかし実際にリア充になるには、どうすればいい?
友達を作って、遊びまくる?
やっぱり女の子といちゃラブればいいのか?
というかそもそも俺たちに、そんなことができる……のか?

青い空がまぶしいこの季節、
俺と、彼女たちとの、リア充を目指す日常が始まる――

(ストーリー紹介より引用)



ということで、僕たち私たちがリア充目指して奮闘する…お話。
毎度ながら要約が適当過ぎて救いようがありませんね。

「改革部」という部活を作り、リア充を目指していくわけですが、
最初は主人公・裕人と柚季の二人だった部員も、
裕人の天然ジゴロスキルでどんどん増えていきます。
ただただ簡単にハーレム展開になるわけではなく、
ヒロインの裏表みたいなものを垣間見ることができたのが良かったです。
柚季と茉菜美のやり取りも凄く面白かったです。

テキストは会話主体でテンポ良く進みます。
部室内でお話が進むことが多いので、
ライトノベルの『生徒会の一存』のイメージに近いかなと。



(2)グラフィック

原画はうすめ四朗先生とにろ先生。
お二人とも初原画ということで、非常にフレッシュな作品です。
もちのろん可愛いです。
おそらくうすめ先生が柚季と深山姉妹、にろ先生が茉奈美と碧先輩を担当している思うのですが、
うーん…間違っているかもしれません。
それぐらいお二人の原画が違和感なくマッチしています。

立ち絵なのですが、口パクに目パチします
ごいすー。
戯画作品では初めてなのではないでしょうか。



(3)キャラクター

アレな感じのヒロインが揃っていて面白いです。
柚季は夏野こおりさんボイスで「お前」とか言われるとドキドキしますね。
茉菜美は普通に良い子という印象。他のヒロインに押されてる感あり。
遙香先輩はだらしない姉キャラでどこまで引っ張れるか。
碧先輩は妄想の勢いが半端なさそう。
紅葉ちゃんは厨二病キャラを演じている経緯が凄く面白かったです。
ヒロインに関してはそんな感じ。

サブキャラは男友人が登場しないのが気になるトコロ。
いや、権俵屏堂院くんが居たか。
でも立ち絵ないしなぁーむむ。



(4)サウンド・ムービー


OP曲は片霧烈火さん。
片霧さんは色んな唄い方があって凄いですよねー。



(5)オリジナリティ

リア充に、俺はなる!
まあでも、これに似た作品が全くないとは言えない気がします。
はがなi(ry



(6)システム・コンフィグ

いつもの高品質なコンフィグに加えて、口パク・目パチの搭載です。
動作が重くなったりといったことは全くないので安心です。



(7)総括:9/10

相変わらず戯画の作品は個別ルートが鬼門となってきそうですが、
雪仁先生ならきっと大丈夫・・・!
グラ買いでも全然問題なし!






というレビューでした。
まぁなんだ、現時点で購入確定ですね。
やっぱり学園モノがいつになっても自分の原点です。
外せないですね。
それに加えて「リア充を目指す」というコンセプトも面白いので、
その辺りの掘り下げにも大いに期待です。
うん、楽しみ。

ではでは、今回はこの辺で。
9月の台所事情が苦しくなる一方ですね…。

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