■onomatope*より6月28日発売されます
『ずっとすきして たくさんすきして』体験版の感想です。
前作『俺赤』が発売してまだ半年という早いペースでの新作です。
ファンとしてはとてもとても嬉しい限りですね。
今作『すきすき』は、「はじめて”がいっぱい詰まったバカップルADV」と銘打っている通り、
ヒロインたちとのイチャイチャをこれでもかと堪能できる作品とのこと。
体験版でもそんなシーンの一部分を楽しむことができました。
これぞ、バカップル。
ではでは、よろしければお付き合いくださいませ。
この記事では体験版よりプレイ画像を何点かお借りしております。
あらかじめご了承ください。
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(1)シナリオ・テキスト
あらすじです。
だけど、気になる娘はいる
人生で一度ぐらいは本気の恋をしたい!
人生で一度ぐらいは本気の告白をしたい!
そして、俺は行動する
夢のいちゃいちゃ生活のために !!
誰とも付き合ったことのない凡人系主人公が
一念発起して意中の彼女に『告白』
そして、念願かなって彼氏彼女の立場に!?
物語で綴られていくのは、世の中のカップルが経験していく恋愛のすべて!
恋人とできる『はじめて』をたくさん経験して
彼女との掛替えのない時間を過ごし
だんだんとエスカレートしていく二人の関係
やがて二人は、
「どこに出しても恥ずかしいバカップル」に成長していく!
■体験版では物語冒頭と各個別ルートのダイジェストを楽しむことができます。
ボリュームとしては非常にコンパクトで、
ダイジェストを含めても30分ほどでプレイ可能です。
短いながらもすきすきの雰囲気を掴むには手っ取り早い内容となっています。
「すきすきの雰囲気ってどんなの?」という話ですが。
部活動などに励むでもなく、赤ちゃんが空から降ったりすることもなく、
日常のワンシーンたちが散りばめられています。
ただただヒロインたちとの平凡ながらも素敵な日常を、
更にはヒロインたちと結ばれたその先を楽しむことができる、
そんな作品になっているのではないでしょうか。
本作の見所の一つとなるでしょう、
主人公が居ない場で繰り広げられるヒロイン5人でのガールズトーク。
気になっている男の子の事を話してみたり、彼氏の自慢話をしてみたり…。
女性ライターさんの強みが発揮される部分かもしれません。
テキストはモノローグ控え目の会話主体となっています。
『桜ノーリプライ』、『俺赤』に続くonomatope*のスタイルですね。
キャラクターたちがとっても生き生きとした印象を受けるテキストだと思います。
(2)グラフィック
■原画はしらたま先生と開栓注意先生のお二人が担当されています。
しらたま先生は華奢ながらも存在感のある絵が、
開栓注意先生はプニッと柔らかそうな質感のある絵が印象的です。
彩色はしらたま先生の独特の色遣いに細部まで近付けたものとなっています。
光沢や陰となる部分の色の塗り方が
他のイラストレイターさんと違う印象を受けますね。
onomatope*作品では初めてのSDグラフィックでの一枚絵も。
SD原画は星クズの夜先生。
画像では伝える事ができませんが、
プレイ時にはキャラがパタパタ動いて非常に可愛らしかったです。
また、今作は立ち絵のバリエーションが非常に豊富に感じました。
様々な表情、ポージングで物語を盛り上げてくれそうです。
慌てる香春の可愛さと言ったら…。
(3)キャラクター
■体験版の段階では主人公とヒロイン5人しか登場しません。
おそらく体験版以降もこの6人を中心に進んでいくと思います。
他作品と比べると圧倒的に登場人物が少ないですが、それで良いのだと思います。
この作品は恋人になる二人によって紡がれる物語ですからね。
とは言うものの、ガールズトークでヒロインが主人公の事を自慢している姿を見られるのも
楽しみのひとつではあるのですけどね(笑)
↓より簡単に各ヒロインの印象です。
永遠(とわ)かなかの破壊力。
畳み掛けるようにお兄ちゃんに好意を示してきます。
永遠のような妹は良いものですねぇ…。
桜川さんのCVも今までに無いタイプのもので新鮮です。
香春(こはる)はTHE・幼なじみ。
王道に外れなし。
幼なじみから恋仲にどのように発展していくのか楽しみです。
雪村とあさんのCVは非常に癒されます。
来夏(らいか)は立ち絵の印象からツンデレさんをイメージしていたのですが、
思いのほかサバサバしていて主人公の悪友という印象。
しかし、個別ルートのダイジェストでは…化けますね。
恋愛感情を抱き始めてからは様々な表情を見せてくれそうです。
きのみ聖さんが来夏のようなキャラを演じられるのも新鮮ですね。
秋奈(せりな)はシャイな文学少女。
瞳がウルウルとしている時の立ち絵が大好きです。
個性豊かなヒロインたちの中でも、特に秋奈とはしっとりとした純愛が描かれそうですね。
秋奈のCVは夏野こおりさんですが、これがまた儚げな演技が素敵です。
冬眞(とうま)は主人公に対して敵意剥き出しの後輩ちゃん。
その分デレたら強烈に可愛いはず。
バイト先が主人公と一緒なのですが、その制服がメイド服とは…。
背景を見る限りフードコートっぽいのですが…すごく…目立ちます。
でも可愛いから全然OK!(節操なし
CVはお馴染みの新堂真弓さん。
発表当初は永遠の声をあてられるのかなと思っていたのですが、まさかの冬眞とは。
これまた新鮮なキャスティングです。
(4)サウンド・ムービー
■OP曲「kiss me kiss to you」はヒロインをCVを担当されている
桜川未央さん、きのみ聖さん、新堂真弓さん、雪村とあさん、夏野こおりさんの
5人が歌唱されている何とも豪華な一曲。
作品のイメージ通り、ポップで甘々な曲です。
いつかフルバージョンで聴きたいですね…。
(5)システム・コンフィグ
■コンフィグの項目は前作と変更なしですが、随分見易くなった印象を受けます。
コンフィグからだけでなく、赤線で囲ったメニューバーからも種々の設定を変えることができ、
より自分好みのプレイ環境に近付けることができます。
個人的には、左クリック時にオートモードが停止しないようにできるのが有難いです。
(6)総括
■表情豊かな立ち絵を見たりキャラクターボイスを聴いたりすると
また違った印象を受けますね。
短い体験版ではありましたが、製品版への期待を募らせるには十分な内容でした。
■以上が『すきすき』体験版のレビューとなります。
体験版の段階でも壁ドン!な気持ちになりそうでしたが、
それぐらいに突き抜けたバカップルを見てみたいですね。
onomatope*作品と言うと、このブログではいつも全力応援記事なるものを書いているのですが。
今回も1回分は書く予定です。
長々と思いの丈をぶつけるかと思いますが、
またその時もお付き合いいただけると幸いです。
ではでは、今回はこの辺で~。
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