
■onomatope*より9月26日発売されます
『彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。~KISS My Darling:めちゃ婚 case3~』
体験版の感想です。
めちゃ婚シリーズ第三作品目となる今作『ものもの』は、
めちゃ婚に憧れる主人公がめちゃ婚を目指して奮闘するという、
今までのシリーズ作とは違った趣向を凝らした作品となっています。
もうちょっと早く書けたら良かったのですが遅くなってしまいましたね。
1年ぶりの感想記事で残念な感じになっていますが、
気持ちを全面にぶつけて書きましたので、よければお付き合いくださいませ。
この記事では公式HP、体験版より画像をお借りしております。
あらかじめご了承ください。
Copyright © onomatope*
(1)シナリオ・テキスト
あらすじです。
辺銀帝(なべかね みかど)の夢は、
世の中の女の子をみんな幸せにすること!!
ということで、「めちゃ婚=お金持ち」なので、
日夜様々なバイトに明け暮れる毎日。
ある日マッドサイエンティストでヒッキーな妹・つばさが、
バイト三昧で勉強がおろそかになっている愛する兄を助けるため、
超万能睡眠学習装置「パンドーラ」を発明する。
ネット上の様々な情報を脳にインプットさせるというパンドーラによって、
ありとあらゆる情報がダウンロードされてしまう帝!?
そんな折、帝のクラスに一人の美少女、キャロットが転校してきた。
彼女の楚々とした挨拶を聞いた瞬間……
「その名前って、たしか某国のお姫様の名前じゃ?」
パンドーラによってあらゆる情報がインプットされた帝の脳に、
某国の姫の名前がヒットして!?
自分の正体を知る帝に、キャロットが接近してくることで
話は急展開していく!
■体験版は冒頭部分と個々のダイジェストを収録。
ボリュームは少な目で20~30分ほどで一通りプレイできるのではないかと。
一部登場しないヒロインが居たりするのがちょっと寂しいところですが、
短時間で『ものもの』の世界観に触れられる内容となっています。

めちゃ婚シリーズ三作品目となる『ものもの』ですが、
『めちゃ婚!』と『俺赤』では家族や親戚の都合で結婚を用意されていたのに対し、
今作では主人公自らめちゃ婚を目指していきます。
これにより、どのように物語に変化が表れてくるのか楽しみです。
テキストはモノローグ控え目で会話主体。
今作はヒロインも多いですし、より賑やかになりそうです。
(2)グラフィック
■原画はしらたま先生。
繊細な絵柄に引き付けられます。
今作はしらたま先生単独原画ということもあり、
しらたま先生の魅力をどっぷりと味わえること間違いなしです。

前作『すきすき』では水彩塗りの印象が強かったですが、
今作はラインがはっきりとした色遣いとなっています。
それでも、しらたま先生独特の雰囲気が十分に残しているあたりに
グラフィッカーの方々の意気込みを感じます。

今作では一枚絵にカットイン演出が追加。
ひと手間もふた手間もかかっていそうですが、
シーンの臨場感が増してより一層物語に没入できること請け合いです。

SD原画を担当されているのは前作と同じく星クズの夜先生。
ゲーム内ではパラパラ漫画のようにキャラが動き、可愛さ倍増です。

立ち絵のバリエーションは前作同様豊富で、それぞれのシーンを彩ってくれます。
お気に入りの立ち絵は↑。きゅぴーん!
(3)キャラクター
■先述の通り、体験版では一部ヒロインが登場しません。
向日葵がどんなキャラ立ちをしているのか凄く楽しみにしていたのですが、
それを知るのは製品版まで持ち越しとなりそうですね。
ヒロイン8人が一同に会するようなシーンもあるのでしょうか…?
↓はメインヒロインの簡単な紹介および印象です。

唯我独尊なお嬢様・キャラロット。
実は一国のお姫様だったりするのですが、
冒頭では傍若無人っぷりを発揮していました。
主人公たちと家族となるにつれ、どう変わっていくのか楽しみです。
CVは新堂さんなのですが、とてつもなくベストマッチ。凄いです。

サイエンティストな主人公の妹・つばさ。
兄のために日々発明に勤しむつばさの”お兄ちゃん愛”に感服です。
立ち絵の白衣がいつずり落ちるか心配になりますが、
どうやらア身に着けている魚のアクセサリーが留め具になっていそうで一安心(何の話
早瀬ゃょぃさんのだらけきった感じのCVが好きです。

小縞姉妹しっかり者なお姉ちゃん・音々子。
メインヒロインの中で唯一めちゃ婚に疑問を抱いている女の子で、
ストーリー上ではラスボスとして君臨したりするのかも…?
簡単に言い包められそうな雰囲気もあるのですがw
上田朱音さんのCVは耳に残りますね。

小縞姉妹引っ込み思案な妹・愛鈴(ありす)。
守ってあげたいオーラを全開に纏っている子ですが、
西乃ころねさんのCVで倍増となっています。
一見正統派ヒロインですが、実は同人作家という一面もあったりして
コミカルな展開も交えてきそうですね。
サブヒロインは4人居ますが紹介は割愛です。
体験版ではあまり人物像を掴めなかったというのもありまして…。
ちなみにサブヒロインでお気に入りはこの子。

愛鈴の同人サークルに属する向日葵。
個人的にぶりっこキャラが大好きなので、どんなキャラなのか楽しみですっ!

しらたま先生の描く男性キャラをみられるのは『ものもの』だけ!
小縞姉妹のお父さんで渋い外見ですが、もっぱらギャグ担当のようです。
(4)サウンド・ムービー
■OP曲「Kiss My Darling!」は各メインヒロインを演じている4人の声優さんが歌唱されていて、
前作同様に豪華な一曲となっています。
「めちゃ婚を目指す!」という勢いを肌に感じられるアップテンポな曲です。
(5)システム・コンフィグ

■演出面を強化するためか、今作よりゲームエンジンが変更されています。
体験版でも今までとは違うちょっとした変化を感じることができました。
コンフィグは見易くなっただけでなく、ショットカットキー一覧も見られるようになったのが嬉しいところです。
(6)総括
■ボリュームが少なく感じたり一部ヒロインが登場しなかったりと、
正直に申し上げると購入の判断材料としてはちょっと不十分な印象を受けます。
とはいえ、体験版だけで大方を把握できてしまうのは勿体のない事ですし、
ヒロインたちが可愛いという事だけ分かれば十分なのかもしれません。
■以上が『ものもの』体験版のレビューとなります。
お預けを食らった犬のような気持ちになりましたが、
それでこそ本来の体験版の在り方なのかもしれませんね。
製品版への期待を募らせつつ、発売日を待ちたいなと思います。
いつもの全力応援記事を書くかは現時点で何とも言えませんが、
機会がありましたらまた読んでいただけると嬉しいです。
ではでは、今回はこの辺で!
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エロゲー廃人のブログの管理者です。
いろいろとエロゲーに詳しく考察していますね。
どこで覚えたんですか?よかったら僕にも書き方
とか知識とかおしえてくれれば幸いです。後よかったら
ブロともにもなってくれませんか?
返信が遅くなり申し訳ございません。
ブログの書き方は我流です。
本を読んでだとかそんなのは一切ないので、自分の中では、今の今までずっと拙いとしか思っていません(笑)
ただ、少しでも分かりやすく気持ちを伝えられるように、言葉遣いなどは意識しています。
そういったのがちょっとでも意味あるものになっていると嬉しいのですが。。。