『恋想リレーション』(Lump of Sugar)体験版感想

『恋想リレーション』 2015年5月29日発売予定!
■今回は、Lump of Sugarの新作である『恋想リレーション』体験版の感想です。
前作からまだ7カ月しか経っていませんが、
もう新作が出るというハイペースさには企業努力を感じます。

では、早速レビュースタートです。

当記事では体験版より一部画像を引用しております。
予めご了承ください。
(c)Lump of Sugar







大まかなストーリー展開としましては、
部活に励むでもなく、異世界に飛ばされたりすることもなく、
転校先の学園で出会う女の子たちと仲良くなっていくという、
オーソドックスな学園モノを踏襲しております。
ですが、他作品と一線を画しているのは、
主人公は自らの妄想をそのまま現実にしてしまう力を持っていること。
それこそ魔法みたいな話ではありますが、
ただの学園モノでは終わらせない魅力を備えているかと思います。



恋想リレーションスクキャプ2
ヒロインの可愛さといったらそれはもう抜群。
個別ルートに進んだらもっと可愛くなるんだろうなぁと期待が膨らみます。
また、グラフィックも一枚一枚がとても綺麗で、
萌木原ふみたけ先生・ななろば華先生の両原画家のイラストが好きな方は
それだけで購入意義を見出せそうです。
両原画家の絵柄って結構タイプが異なる割にはとても調和が取れているのですが、
制服のデザインや彩色の賜物なのでしょうか。



恋想リレーションスクキャプ1
今作最大の見どころである、『妄想検索エンジン・Doosle』。
会話などからキーワードを回収し、選択肢を増やしていくというもの。
ラッキースケベや少女漫画的な出会いなど、
なんでもござれな感じに展開が変わってくるので、
これが定期的に発生するのであればとても可能性を感じるものだと思います。
ただ、面倒くさい。
キーワードが出現するとオートモードでも強制的に止められますし、
その癖、スキップモードでは止まらずキーワードを効率よく回収できないので、
周回プレイ時にはややフラストレーションが溜まってきそうです。
ただ、前作の探索モードも然り、
ユーザーを飽きさせないよう工夫を凝らしているのには
感銘を覚える次第です。



恋想リレーションスクキャプ3
今作はオシャレさと機能性を併せ持った演出やシステムが多彩。
画面右下のコンフィグコマンドはクリックでローテーションできたり、
フローチャートで見たいシーンに簡単に飛べたり。
演出面ではポッポアップやちょっとしたアニメーションなど、
「ただの紙芝居にはしません!」という意気込みを感じます。



そんなところで、今作の購入ポイントは、

①オシャレなゲームがやりたい!
②他作品にはない要素を含んだ作品をやりたい!
③両原画家のイラストが大好き!


以上の3点かなと思います。
可能性を感じるが故に、測れない面も多いでしょうか。


ではでは、今回はこの辺で。


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